4タイプその3


チャレンジ系の精神状態は理解していただけましたか?
さてそれでは、観光系の精神状態の分析に入ります。

 

心理状態のベースを忘れちゃった方は、その1に戻って理解度を深めてもらうと分かりやすいですよ。

 

観光系、彼らの第一の目標はなんだったか覚えてますか?
[遍路を楽しむこと]でしたね。


そんな彼らが廻ったらどうなるかを書いていきます。

 

彼らの求めるのはどちらかというと、キツいことはあまり求めません。

 

お金と時間がある方が多いので、キツそうだな?って思ったらその前でサービスがしっかり整った彼らにとっての良い宿に泊まって、万全の準備をして行ったり、時にはバスや電車に乗ることもチャレンジ系よりは躊躇なく乗ります。(乗り物には乗らないと出発当初は自分の中のルールで決めていたとしても)

 

ここが、彼らにとって[廻ること]は第一の目標ではないのです。

 

遍路を使って[楽しむこと]第一目標なのです。

 

それが観光系の心理状態です。

 

その人たちは楽しむことが目標なので、自分を楽しませてくれる物、事、人が正義になります。


そこがあるので「その1」でも言いましたが、良い宿(良い宿の定義がどこなのかは人によって違うと思いますが)の話になりやすいのです。


彼らにとっての一番の楽しみが宿でのサービスや食事が一日のうちで[楽しむこと]の大きな部分を占めるのでそんな話になるのは、そう考えていくとうなずける部分がありませんか?


彼らは、基本的に[キツい部分は無理しません]なので、そもそもがそんなにキツい思いをしません。


では、観光系の出す情報は何か考えて行ってみましょう。


「あの宿はよかった(わるかった)」

「あそこの料理は美味かった(まずかった)」

って言うのが多いです。

 

ここが[遍路をつかって][楽しむ]と言うことが第一の目標である[観光系]の思考回路です。


この方たちに注意していただきたいのは、もう少し道具に頼ると格段にラクに回れますよって部分での柔軟さ、後は自分自身を楽しませてくれる場所への評価は信仰系の人が聞くと悪口を言っている様に聞こえる場合があり、気分を害される場合があります。

 

そもそも善し悪しは相手とあなたとの調和によって生まれているわけですので、あなたにとってダメでも他の人にとって良いことは良くあることですよね。

 

信仰系の人たちが[いろいろ評価している「あなた」がどう評価されているのか]も考えられるといい気づきになるかと思います。

 

 

まとめ

「遍路を楽しむために来ている観光系の精神状態を考えてみよう」

 

 

4タイプその2へ       4タイプその4へ