ハッピー遍路しよう


さて、前回はムニュムニュした人を書いていきましたが、それでは充実して帰って来る人達の共通した部分を書いていきましょう。

 

多くの事に感謝している人が多いです。

みんなにありがとう、すべてにありがとう。

 

本当に心からの感謝をして、歩かせてもらい本当にありがとうって感謝して帰ってくる人は充実度が高いですね。

 

具体的には、

出会いに感謝

お接待に感謝

遍路道を維持してくれる地元住民に感謝

宿泊施設を提供してもらって感謝

食堂をここでやっていてくれて感謝

商店がこんなところでやっていてくれて感謝

健康に感謝

休みがあることに感謝

歩ける事に感謝

支えてくれるみんなに感謝

この時間を与えてくれて感謝

 

感謝も理解度と一緒で、表面上の社交辞令の言葉のような感謝から自然に自分自身の心の底から沸き上がるような部分までの深さがあります。

 

どの部分でと言う事なんですが、
そんな人は思いやりが、優しさに溢れ、感受性が強い方が多いように思います。

 

相手の立場に立って物事を考えれるような人だから感謝の想いが生まれてくるのだと思います。

 

そして、そんな人はその感謝の想いから身勝手にならず、今後につなげていける遍路を残そうと後に歩く人の為に良いマナーで回って頂いています。

 

お四国ゲストハウスで言う、近年マナーが悪くなっていると言う部分でひどく心を痛めて憤りを感じながら帰ってくる方も多くいらっしゃいます。

 

そんな人の方が不思議と充実して、遍路を回り終えて帰ってくると言う統計がでています。

 

不思議ですね。

 

あんまりハッピーじゃない遍路は自分の事ばかり考えて自分の幸せだけを貪欲に追いかけているのに幸せになれない
ハッピー遍路は周りの事を考えて行動してるのに、結果的に自分自身の幸福度が高い


実はこれも、統計的に出ている数字だったりします。

 

ここで少しだけ人の幸福度について科学してみます。

幸福の科学ですね。(どこかの宗教団体とは関係ありません。ちなみにその宗教の創始者は徳島出身ですwちなみにお四国ゲストハウスは無宗教です。)

 

よく思い出して下さい。

欲しくてたまらなかったオモチャとかって手に入れたら、しばらくしたら次の物がでてきますよね。よく言う買うまでが一番楽しいって奴ですね。

 

物質的な幸せってキリがないんですよね。

 

嘘だと思ったら、がんばって働いて欲しいもの手当たり次第買ってみたら良いです。買った瞬間は満たされますが、その幸福感は長くは続きません。買い物中毒に陥ります。

どんな高価な物も欲しかった物もすべてガラクタだと言うことがそのうち気がつく時が来ると思います。<買い物中毒は気がつかないと破産の道です。

 

そこで、同じ金額を消費するに辺り「経験」に消費した方が幸福感が長く続くと言うデータが科学的に統計が出ています。


思い出して下さい。

大切な人と行ったレストランや旅行の経験の方が同じ金額を消費しても、後の思い出としては幸せな思い出では無いでしょうか?

 

ちょっと幸せの質が違いますが、物質的な幸せの質は強いけど、長続きしない即効性な快楽で、精神的な幸せの質はじわじわと長続きする、遅効性な快楽だったりします。


私たちが言っている「良い旅」をして欲しいとか、生きたお金を使って観光地では見るもの、経験するものは、していった方が良い旅になりますよって言っている部分だったりします。


それは自分の人生の経験値になり、人生の深みを、楽しさを、見聞を広めて今後の人生の糧になって行くものだと信じています。


ただ、貧乏旅行も遍路もそうですが、変なケチり方をして、下手をすると「安いのが正義」になり乞食のやり方を覚えるとでも言いましょうか、、、お金と言う欲を数値化した物の呪縛にとらわれて、物質的な物の見方しか出来なくなり、本来そこにある精神的な部分で経験が得れるはずの物を見失ってしまっているような旅のやり方になってしまっている人も少なくありません。

 

物質的な部分から、経験や思い出の部分を始め精神的な満足度を高めるように心がけていくとよりハッピーな遍路になると思います。


ここで幸福を難しく掘り下げて言ってもどうしようもないので、まずはパッピー遍路になるためにはを簡単に書いていきます。


いろんな立場で感じていき、経験していき、考えていき、そして今この遍路が出来ることに喜びを感じ、物質的な物ばかりを見るのではなく、サポートしていただけるみなさんの気持ちに感謝していきましょう。


出来れば毎日1つでも良いので感謝したことについて3行だけ書いていきましょう

*ただし、これは人にあれこれ言う物ではありません。そこには他の欲が絡んでくるからです。


いつ、どこで、誰に、何をしてもらってどんな相手の気持ちに対して自分はどんな気持ちで感謝したのか?


なぜ書くのか?と言うと考えたり話したりするのは、グルグルと考えや話が巡って収拾がつかなくなる場合があるからです。
文章を書く行為は理論づけて作文しなければなりません。そうなると話がまとまりやすくなり、自分の気持ちがまとめてスッキリすることが出来るからです。


この方法も統計的にかなりのハッピーになれると出ていますので、せっかく回るんだから是非やって見る事をオススメします。

 

まずは「感謝」する事から始めましょう
その先の幸せの科学は興味があれば聞いて下さい。

 

なんか宗教みたいになってきたな(笑)

 

そうだ!

最高の幸せになる壷がありますこれをお譲りしましょう!300万円を今回は金利手数料負担のなんとなんと30万円で、しかも今回に限り、幸せの小壷もお付けして、ってテレビショッピングで良くやる物売りの心理学ですね。

 

みなさんあまり散財しないようにしましょう。

 

幸せはあなたの中にあります。

壷の中には無い気がしますので、あしからず(笑)

 

 

 

文章 店長 シッタカブッダ お山の大将 お四国ゲストハウスメンバーズ