4タイプ その2


さて、その1をざっと読んでいただいたかと思いますが、ここも理解度なので、これからお話していく中で理解度を深めていきましょう。

 

今後いろんな人に出会いますので、その時に自分自身が迷わない為にも理解度を深めるのは大切になって来るでしょう。

 

では、先ほどの3タイプが遍路を廻ったらどうなるのかを解説していきます。

 

*ただし、先ほども言いましたが、これは「自分は100%このタイプ」って言うものでもないですし、「歩いている間に心境の変化によりそれぞれの比率が変わって行くものです」みんながどのくらいの割合で持っているのか?と言う部分が前提で自分自身に落とし込みをして行って下さい。

 

話が分かりやすいように、まずはじめにチャレンジ系の話をしていきます。

 

先ほども言いましたように、チャレンジ系はそもそもの心理状態が[キツい事大好き]なんです。

 

だから、彼らの趣味は「山登り」「自転車」「マラソン」「トライアスロン」みたいな持久系のスポーツ、ストイックに攻めるスポーツや勉強分野においても難関試験を目指すような性格の人もいます。

 

また旅行では「サバイバルな野宿」「冒険系の旅行」だったりするわけです。

 

その人たちの多くは努力すると言うことの考え方のベースが出来ている人が多いので、ここに[お山の大将]が書いた[努力すること]を呼んでいただければスッと入って行ってくれる人が多いかと思います。

参照>[努力すること]

 

なので、他のタイプに比べて頭が柔らかく[柔軟な発想]を受け入れるベースのある人が多いです。


なので、彼らは常に良い道具を探して考えて行く余裕があります。


ロケーションやシチュエーションを理解できれば[x軸とy軸]の話で、自分自身の目指す方法とすりあわせ、想像をしていく事が出来る能力に長けた方が多いと思います。

参照>[方程式]

 

具体的に分かりやすく言うと、[道具に頼る事]を知っています。[努力の方向性]の重要さを知っています。

 


前回の記事の遍路の4タイプその1でも言っているように、彼らには[遍路を(自分自身で決めたレギュレーションで)廻りきる]のが[第一の目標]なんです。

 

そこを含めるとお四国ゲストハウスで言っている[いかにラクして廻るのか?]と言うことを突き詰めて考えている集団ですので、他のタイプの方ではミスマッチが起こりやすかったりします。

 


そこで彼らが遍路を廻ると[どう攻略して行こう]って部分でワクワクするわけです。そして、仮定した計画に対して、やってみて想像と違う部分が出てくると、[こうした方がよかったな]って思ったりして、[予想>情報収集>準備>計画>実行>問題点の抽出>問題点に対しての解決策の仮定>・・・]と[遍路を廻りきる]と言う目標に対して純粋に考えていきます。


そんな人はだいたい「想定内」ちょっと想定外で廻りきれると思います。
そこで彼らが終わってから口にする言葉は、「あー気持ちよかった」って言います。


キツい思いも想定内だし、そもそも道具をはじめ準備してあったりしますので、その辺も含め「想定内」だったりします。
予想、想定する能力に長けていますね。


ここの心理状況をもう少し深く考えていくとネット上や出版物の情報が彼らからは出て来にくいのがおわかりいただけるでしょうか?

 

そもそも歩き遍路はそんなにキツくないので、「ふーん、こんなもんか」で終わっている部分も大きいです。

 


常日頃からチャレンジする事が趣味なので、同じ強度のキツさを経験しても我慢強いです。

 

このタイプで注意していただきたいのは、宗教にハマらない事です。

 

ここで言う宗教とは、仏教や真言宗ではなくて、道具教です。特に山道具は[命懸ける]部分がありますので、しっかりした出来の物が多いのも事実ですが、その機能をしっかり理解せずに宣伝に踊らされて使ってみて、使い方や機能が理解できてない部分で、性能が発揮できなかった、また値段結構しますので[神格化、宗教化]しやすいです。

 

【固定観念をもう一度よく考えてみましょう】

 

その辺の理論と様々な状況下での使い方は後に詳しく説明していきます。

話はそれましたが、そんな彼らが表に情報を一所懸命出そうとするのかな?って考えて見ていただければわかると思います。

 

 

まとめ

「挑戦や冒険心が根底にあるチャレンジ系の精神状態を考えてみよう」

 

 

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