人や状況が変われば答えが変わる。
方程式って習いましたよね。
○x×○y=A
ここの答え出ますか?出ませんよね。
x側を決めても、y側を決めても一方では答えが出てきませんよね。
遍路でも旅でも「答えは一人一人違う」って一言で片づけるのは簡単ですが、それではあまりにもナンセンスですね。
そこで考え方の分解の仕方です。
x軸は自分にはどうしようもならない軸、y軸は自分の軸、
別に細かく分類しなくても良いし、z軸などいくつでも軸は増やしてもかまいませんが、分かりやすくするためにxとyで書いていきます。
例えば、社会のテストがあるとします。
x軸は、教科書の何ページから何ページまで?いつにあるのか?などのレギュレーション。
y軸は、自分は江戸時代は得意だけど、明治は苦手だからその辺を勉強しないととか、自己分析的な部分から、どんな作戦で行くのか?と言った自分で努力できる部分。
自分で努力できると言いましたが、実はx軸も傾向と対策を練って努力できますよね?
もう少し踏み込んで例えると、マラソンのレースに出ようとしたら、どこであるのか?コースの状況は?アップダウンがあるのか?季節や気温は?って考えていきますよね?
それからそこに見合った、服装、補給、トレーニング、体調管理もしていきますよね。
これが、x軸とy軸の考え方です。
x軸なんかは、ここにある情報を元に想像していただければ、かなり的をついた部分で答えているはずです。
y軸は人によって変わります。これもここにある情報を元にしていけば、結構近いところで答えが出てくるかと思います。
そこをギャップを埋めるのが個人の経験や知識だったりしますが、その辺も含めて落とし込みがしていきやすいように書いていっているつもりです。
と言うのが、山や野宿系のやり方などは、生活技術が大きく関係してきて、それらを言ったところでできない人が大半だったりするわけで、その辺が知ってるだけで、出来るレベル、技術が無くても出来るレベルで、書いていってここを読んでるであろうユーザーにターゲットを絞った記事に仕上げているつもりで書いてます。
これが、ここでよく出てくるx軸とy軸の落とし込みをしている部分で、通常宿に来てからやメールでのご相談では、より具体的に一人一人の状況を伺っての話が出来るのですが、ある程度の幅を持たせて書いていくとどうしても、みなさん一人一人が自己分析して行っていただかなければならない部分がありますので、この辺の前提条件をしっかり把握して理解していただけたら、よりマッチした旅の形を作っていけるのかと思います。
ここでは、みなさんの考えるきっかけになっていただければと思います。