理念
・四国遍路文化の保存伝承

・四国観光の活性化



遍路における四国の現状
・四国は古くから遍路文化があり、それを支援する文化(お接待、善根宿など)があるが、ただ、そこには近年四国遍路が有名になり過ぎた部分もあり、地元住民の負担が増え続けているのが現状にある。
・そこにはお遍路をする者自身も情報が不十分で、準備不足となっていて、上記地元負担を未然に防げる部分も少なくない。

 

ビジョン

貧乏旅行や、貧乏遍路は大なり小なり人の善意にのり旅行をしてしまう部分があり、北海道のライダーハウス、四国の遍路の善根宿など、それも多くの大変尊い方の善意の気持ちにより旅をさせていただけるのですが、やはりある程度の年齢になるとその様な旅も出来にくくなってくるのではないでしょうか?

そんな人の為に、貧乏旅行者や貧乏遍路が皆で作って行く形の宿泊施設があっても良いのではないかと思います。商売と言う観点ではなく維持管理できる料金を皆で払いあって、情報に関しても皆で出し合って、皆で作っていく情報基地および宿泊施設。

 

それがお四国ゲストハウスの目差す姿です。

何より貧乏旅行の魅力は、様々な側面があり、本来はいくつになっても色あせない物と私たちは考えています。

 

*現に外国人の方など、年をとっても安宿に泊りながら、すごくマナーよく貧乏旅行を楽しんでいる方は大勢いらっしゃいます。

 

よって

・地元負担の軽減
・遍路道の情報の伝達拠点(特に一番札所前店においては、回り終わった人からの情報の蓄積>これから回る人への情報の伝達)(*1)
・四国遍路道沿いへのゲストハウス(バックパッカーズ)の設置(*2)
・行政からの交付金や、寄付金(*3)などに頼らずに、遍路自らによって独立採算運営=自立を目差します。
・ゲストハウスの地元への貢献活動、施設があるので、地元住民の方を対象に、皆で集めれる憩いの場としての提供。
・お遍路さんへの、休憩所の提供。

*1、上記に上げた遍路に情報を与える事で未然に防げる、遍路する者の必要とされない労力の回避による、結果としての地元負担の軽減
*2、善根宿などや野宿者が一定の場所に集中する事を防ぎ、地元負担の軽減
*3、現状交付金、寄付金で遍路をフォローしている団体もあるようですがが何らかの理由で、補助がなくなった時点で運営が出来なくなるのは永続性観点から見て不健全と考える為、また交付金に関しては税金でありそう言った税金の使われ方(全体的ではなくて個に使われる)が必ずしも望まれない納税者がいるのではないかと言う観点より

 

 

お四国ゲストハウスでは情報メガバンクとしての情報伝達を重要視しています。

 

なぜならそれだけで、かなりの大きな意味合いを持つからです。まず、世の中にあふれている情報には情報に偏りがあり、中立的な情報が少ない部分が見受けられます。インターネット社会において偏り?と思うかもしれませんが、その理由を述べる前にまず知っていただきたい事があります。

 

それは、歩き遍路には種類があると言うことです。

何を主に求めて四国巡礼をしているのか?と言う部分での種類になります。

簡単に紹介させていただきます。

 

1 信仰系歩き遍路

 

どんな人

・信仰、巡礼、願懸けなどから、癒しを求めてくる方などがこれに当ります。

お参りををする事にこだわります。

定年退職された方がどちらかと言うと多いですが、若い方でもいらっしゃいます。

 

歩く事に関しては

・装備、歩き方の知識、歩いた経験、歩く事に関してはほとんど知らない人が多いです。

 

 

2 観光系歩き遍路

 

どんな人

・遍路を回る事を楽しむ事を主にしています。よって宿や食事内容、など楽しむ事にこだわります。

費用がかかると言う部分からも、ある程度の余裕がある定年退職された方、会社の役員の方が多いです。

 

 歩く事に関しては

・どちらかと言うとあまり知りませんが、信仰系の方より情報収集能力がある方が多いので、装備に関して等は多少知っている方が多いです。

 

 

3 挑戦系歩き遍路

 

どんな人

・登山、ハイカーなど、歩く事が好きな人をはじめ、自転車、冒険系旅人、中には日程予算などの関係上、所々交通機関をつ会う人もいらっしゃいますが、方法やルールは各個人で決められていますが、とにかく1周回る事が一番の目的に来る人たちです。

若い方、学生、外国人に多いです。

 

歩く事に関しては

・登山、ハイカー系の人はもちろん歩く事はたけていますし、チャレンジ精神が強い方が多いので、例え歩き方を知らない方でも根性でカバーしている方もいます。登山系の人は登山の性格上心配性にならないと死んでしまう部分もありますので道具を持ちすぎる傾向があります。ただ圧倒的な体力がカバーしてくれるので大きな問題では無いでしょう。

 

 

4 職業系歩き遍路

 

どんな人

・遍路を職業にしている方で、托鉢などをしながら生計を立てています。少し前ではハンセン病などで家を追い出され帰る所がなくなりまわり続けていたり、そのような方を受け入れている四国の文化だったりします。

ただし、現在では、遍路の格好はしていますが、納経をするしないは別として遍路の定義がお寺を巡礼していくのであれば、彼らのほとんどはお寺を回らず、托鉢をして、善根宿、通夜堂などの善意の無料宿泊施設を転々として生きていっているので、遍路と言えるのかどうかは各個人の判断にゆだねます。

30代~70代くらいまでの方が多いです。平均は50代くらいに見受けられます。

一部、本物の修行僧はいますが、上記の方のように半永久的に回り続けるという事はまず無いです。

 

歩く事に関して

・托鉢をする為に歩きますが、歩いていません、

ある程度托鉢をしたら公共交通機関で次の托鉢をする街に移ります。

 

 

*ここでは長くなるので小分類に分ける事はここでは控えさせていただきます。

 

ほとんどの方が、この4種類に分けられますが、一つの理由ではなくて複合的な形で遍路に来ます。

 

遍路に出るきっかけとしては、

一個人の心の遍路ポイントが100を越えると遍路に出る。としますと、

 

例えば

 

Aさん

強い苦しみ、悲しみに襲われた。

1の理由だけで130遍路ポイントが貯まってしまったら、2、3、4の遍路ポイントが0でも出発です。

 

Bさん

山登りやハイキングが好きなBさん1200kmのトレイルがある。四国にも行った事がないし、

渦潮、道後温泉、讃岐うどんどんな所だろうと思って、

3の遍路ポイント60、2の遍路ポイント40で出発です。

 

それから数年後のAさん

幸い苦しみは癒され開放されました。ただ、又あの四国を今度は違った目線で回ってみたいな。

と言うことで2の遍路ポイント70、やはり以前に信仰している部分で1の遍路ポイント30で、再度出発です。

 

それから数年後のBさん

以前は40日で回ったから、先日ある人が35日で回ったと言われたので、

今回は33日で回ろうかな?と3の理由で遍路ポイント90、

ただし讃岐うどんのおいしさを忘れれなくて、2の遍路ポイント10で出発です。

 

Cさん

世の中が嫌になり、自暴自棄になりすべての人間関係を処分、

4の遍路ポイント200で四国に入る。

 

と言った感じです。

そこに各論の諸条件がその方の背中を後押しして出発するわけです。

そこを踏まえたうえで、これだけオープンにされたインターネットの世界でも情報が偏ると言うのは、1や2の理由の方しか表立って情報を出さない傾向があります。3から来る方々にとっては、正直、そんなに苦しい道でもなく、ただ途中でやめるのが自分に負けた気がして、ただ最後まで歩いて終わると言う方が多く、そこに「遍路はこんなに大変でした」見たいな手記は生まれにくいのだと思われます。

それに加え、歩き遍路人口が圧倒的に少なく年間3000~5000人しかいませんし、その歩き遍路の人たちを管理する場所も機関も無いので、統計として取る場所も無く、上記の理由もあり、中立的な姿を出していくのが困難な部分があります。

それを考えた上で各インターネット上にある情報、遍路系出版物を読まれると、私たちの行っている事がわかっていただける方も多いのではと思います。

 

そこでお四国ゲストハウスと言う遍路情報バンクを作って、皆の立場からいろいろな方面から見た遍路の姿を個人の意見ではなく統計的にとってお渡ししていく、機関としての役割があり【情報バンク】の役割を重視しております。

 

~~~お四国ゲストハウスの宗教的指針~~~

お四国ゲストハウスについて、いろいろな方にいろいろなご意見を頂くので、明確な私たちのラインを明記いたします。

最初に言いますが、私たちの中には、真言宗ではない仏教徒もいれば、厚く真言宗を信じている歩き遍路が家訓なんて方もいらっしゃいます。決して特定の信仰に対して侮辱するような意味合いは一切ありません。

お四国ゲストハウスは国際的なお客様に、ご利用していただいております。一神教のキリスト教、イスラム教をはじめ、ユダヤ教、各国の仏教の方もいらっしゃいます。

お四国ゲストハウスは【絶対平和主義者】です。「すべての戦争が正義から始まります。」その言葉がすべてです、正義は一つではなく皆が正義の為に争い、血を流し、多くの人が死んでいきます。

ですから、お四国ゲストハウスは【無神論者】です。国際的な場所で皆が、子供頃から受けた教育、価値観が違う中で、真面目な宗教の話をしたら争いの元になります。ただし学問や興味の延長でのお話は四国と言う場所柄ありだとは思っています。

ただ、排他的、強制的な信仰の話しは各個人の価値観ですので、【強制すべき物でも強制される物でも無く、自由意志の尊重】を指針としています。その考え方には、強く信仰している方の意思の尊重も含まれていますので、誤解をしないようにしていただきたいです。

【自分で考え、自分で行動して、自分で出した結果に対して自分で責任を取る。】と言う部分でも【個人の自由意志の尊重】をガイドラインとして示しています。

一人一人が排他的にならずに、お互いの考えを理解しようとして、歩み寄れば、そんな世界になれば、世界から争いがなくなるのではないかと信じております。よって私たちの指針は【絶対平和主義】です。

 

 

 

 

 

 

数名の個人+協力者、理解者でやっていますので、圧倒的に人力や財力が足りていないのが現状です。
★現在、お手伝いしていただけるスタッフ、投資家の方を募っています。
人材、資金があればより加速して、このプロジェクトが完結されると言う事において、
募集をしています。このプロジェクトの発案者であり管理者、実行者である現店長は、
実は自己顕示欲もなく、あまり目立つのが得意じゃないので、プロジェクトの早期完成&
自立ベースにのってのサイクル、皆さんのお四国ゲストハウスとなってくれる事を望んでいます。

必ず自立ベースに乗せて私たちの考える「お遍路の自立」をしていき、地元負担を軽減し、
今も残る、【四国の心】(お接待や善根宿などが注目されますがそれだけではありません。)の
文化を保存伝承していく事をお約束します。

★この計画が完成したならば、
遍路道周辺の地元住民
遍路
お四国ゲストハウスにかかわる人々
の三方の全員がwin関係になると信じております。

また、この計画が完成したら、旅人、ライダー、チャリダーなどの貧乏旅行者、長期旅行者の利便性の向上、情報発信ができ、一例を上げますと現状の北海道におけるマナーの低下からのライダーハウス閉鎖などにも歯止めが出来るような情報を四国だから流していけるような情報を提供していき、貧乏旅行者、長期旅行者の保護を図っていければと考えています。

*お四国ゲストハウスでは、旅人がマナーが低下したとは思っていません。ただ知らないだけであったり、違った物の見方をするきっかけが無く気がついていないだけだったりするのだと考えています。
旅人にお教えするとは一切思っていません。旅人同士が話していき、気がつくきっかけを作って行く場所を提供していきたいと思っています。だからこそ、バイク、自転車、電車旅行、遍路が入り乱れてみんなの立場での意見を交換しながら気がついていって欲しいと思っています。

私たちお四国ゲストハウス関係者は、貧乏旅行、長期旅行が好きで、若い方にそんな旅行をしていただき、より豊かな人間になっていただくお手伝いをさせていただけたら幸せです。

*こちらの文面はまだ編集中ですので、変更されると思います。