阿波人形浄瑠璃

阿波人形浄瑠璃

 

人形浄瑠璃が阿波の国徳島の郷土芸能として有名で、「人形浄瑠璃」???ってなる方も少なくないので、分かりやすく一言で言うと「ひょっこりひょうたん島」みたいなものです。

参照>ひょっこりひょうたん島

 

ひょっこりひょうたん島みたいな物ですが、人形浄瑠璃は文化庁認定の国の【重要無形文化財】だったりします。

そのうちひょっこりひょうたん島も重要無形文化財となることと思います。(たぶん)


よくわからない方は説明するより、動画を見たほうが早いのでこちらを見てください。

 「阿波人形浄瑠璃の世界」
ここに動画があります。

とは言っても、何を見たら良いのか分かりませんよね。

人形浄瑠璃の代名詞ともなっている題目の

「傾城阿波の鳴門」

こちらが最も有名な、人形浄瑠璃といえば「傾城阿波の鳴門」で、ココはおさえとけって所です。

 

ちなみにこの「傾城阿波の鳴門」のストーリーを知っていないと、徳島観光には欠かせない映画の「眉山」の楽しみが半減です。

参照>映画「眉山」

 

とは言っても、かなりのボリュームがあるので、キモの部分だけを紹介します。

 

~はじめに~

十郎兵衛は実在の人物で、現在の十郎兵屋敷の場所で処刑されたと言われています。いかんせん店長さんの生まれる前の出来事で、会った事も無ければ友達でもないので、真実は闇の中、、、

 

海賊説、石川五右衛門のようにみんなの為に悪いことしてた人説(で、結局みんなの為に悪い人にされて処刑とか)、いろんな説が飛び交っていてよく分かりません。今回の記事を書くためにけっこう資料を見たり、実際に聴きに言ったりもしましたが「うーーーー」ってなります。

ちなみにこの「傾城阿波の鳴門」の題目に関しても、いろいろな作者が作った合作で、ストーリーがズレてるとか、、、

 

だんだん調べるのがめんどくさくなったので、気になる人は調べてください。

こんな感じ>┐( ̄ヘ ̄)┌ 

 

おそらく、浄瑠璃の題目になって話を面白くする為に実話に尾びれ背びれが付いて上演されて、事実が分からなくなったと思われます。

なので参考程度にどうぞ。

 

 

~登場人物~

十郎兵衛

実際と物語の中では、違っていて私も混同してました今まで説明した人すみません。

物語では、殿様の盗まれた刀(ロトの剣みたいなもの)を探すために、盗賊になり阿波藩を出て刀を探して冒険の旅に出ている。 

 

お弓

お鶴の母親、十郎兵衛と共に刀(ロトの剣みたいなもの)探しの旅に出る十郎兵のサポート役、魔法は使えるのかどうかは不明。

 

お鶴

十郎兵衛とお弓の子供、生き別れの両親を探して西国の遍路旅に出ている女の子、若干9歳で一人旅が出来るしっかり者!

 

~ストーリー~

(うーん。。。結論最終的な部分は長すぎるので、ここでは我が子を殺すんですよね。あまりにもドロドロなので、よくある部分だけ解説)

 

「ととさん(父さん)の名は阿波の十郎兵衛、かかさん(母さん)の名はお弓と申します~」

って有名な部分です。

 

若干9歳で生き別れになった両親を探して遍路旅に出るしっかり物のお鶴。

 

ある日、お鶴が立ち寄った遍路宿にて、

そこで働いていたパートの仲居さん。

それは、刀を探して冒険の旅を続けてる、お弓だったわけで、

 

お弓

「アイヤー、この子我が子に似てるアルネ」

と思い少女の身の上話を聞いていると、

お鶴>「ととさんの名は阿波の十郎兵衛、かかさんの名はお弓と申します~」

「アイヤー、リアルに我が子じゃ内科医w(゚o゚)w

「デモネ、盗賊の身ナンダヨネー(´Д`)

「名乗り出たいんダケドネー」

「デモネー」

「もし捕まったら、この子も殺されるモンナー(((;゚;Д;゚;)))」

「でもいとおしい我が子ナノヨネー(≧∇≦)」

 

その後はドロドロなので省略w

 

と言う訳で、子供が生き別れた親を探す旅の中の親子愛の人情劇

映画「眉山」のストーリーとかけてあったりします。

なので、人形浄瑠璃と「眉山」とその中で出てくる阿波踊りは徳島観光をする上では、欠かせない訳で、来る前にレンタルビデオで借りて見るか、お四国ゲストハウスに映画「眉山」が置いてあるので見ると良いかと思います。

 

そんなわけで、

人形浄瑠璃の常設は現在1ヶ所となっております。

徳島県立阿波十郎兵衛屋敷


定期上演が11:00と14:00ですので、そことあわせて、阿波踊り会館と組んだり、渦潮と組んだりしたらいいかと思います。

 阿波十郎兵衛屋敷

 

その目の前に阿波木偶人形会館ってのがあります。

ココは、人形浄瑠璃の人形を作る人形師の個人の人形博物館で、人形のからくりとか教えてくれます。

しかも、人形浄瑠璃を見て「私もやってみたいー」ってなった人には、人形の販売もしています。

という訳で、一家に一つ人形いかがですか?

北海道の熊の置物みたいにな、

 

詳しくは阿波木偶人形会館のホームページにて

阿波木偶人形会館

 

あとは、いろいろあるので、本題がぼやけるといけないので紹介は差し控えます。

本当に興味が出たら調べていけばいいと思いますが、

せっかく来たなら人形浄瑠璃見てみるのは結構いいかもねってところでした。

 

【関連項目】

阿波踊り会館

うずしお

大塚国際美術館

眉山

ひょうたん島クルーズ